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【感想】「ツカむ!話術」パトリック・ハーラン
投稿者: ylafaro0310
2021.05.05

読書

この本との出会い

この本との出会いのきっかけはかの有名な「徹子の部屋」だった。同番組にゲストとして出演されていたパックンことパトリック・ハーラン。この方のお話に何故か妙に引きつけられ、いつも見ない番組なのに見入ってしまった。

パックンといえばハーバード大卒の優秀な方という認識があったので、会話術にもまた秀でているのではなかろうかと思った。そんなことを思いながら調べると今回の本にたどり着いた。

印象に残った部分

エトス、パトス、ロゴス

本書で最も強調されているのがこの言葉だ。それぞれ、人格的、感情的、論理的な説得要素のことを表している。話の上手い人がなぜ上手いのかを構成する要素として、具体例とともに紹介されている。

感覚で理解している方も多いとは思うが、言葉にして説明されると改めて理解が深まった。

コモンプレイス

共通認識のことで、話をする相手との間や聴衆の間などに存在する要素。

相手の認識と共通するものを見つけてそこに合わせた話題を添えると話しやすさを与えたり、伝わり方が良くなるようだ。

議論のスタイル

法廷弁論、儀式弁論、議会弁論がある。それぞれ誰のせいなのか、何が大事なのか、どうすればいいのかとして紹介されている。

法廷弁論は政治家の演説でよく敵を作るために利用されているし、儀式弁論や議会弁論はニュースで専門家が話すときに使われている。

ニュースや新聞記事などを見るときにここを意識すると相手が何を目的として話をしているのかを見極めることができるのではないかと思う。

感想

パックンの話の面白さを構成するものについて、しっかりと言語化なされた良い本だと思う。そのため、特に理系脳でコミュニケーションについて知りたい方にはぴったりなのではないだろうか。

また、この本はコミュニケーションにおける理論的な部分と実在の人物のエピソードとのバランスが非常に良く取れている。本として流し読みすることも、バイブルとして振り返ることもできるというのも良い点だと思う。

ぜひコミュ障だと感じる人は一度手に取ってみて欲しい。

カテゴリ:エンターテイメント,読書

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