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【感想】「笑わない数学者」森博嗣
投稿者: ylafaro0310
2020.09.03

読書

しばらくの間ブログ更新をしていなかった。8月は読書にハマってしまい、プログラミングをほとんどしていないのだ。まぁこんな月があっても良いだろう。

そんな訳で8月に読んだものの感想を順次アップしていこうと思う。

この本について

さて今回の作品は森博嗣氏のS&Mシリーズ3作目の小説だ。ミステリ小説はあまり読まないけれど、森博嗣氏の作品は好きだ。すべてがFになるをアニメで見た時に面白く感じて原作を手に取ったのが森博嗣氏との出会いだった。そのまま2作目・冷たい密室と博士たちを読み今作に至る。

あらすじ

とあるパーティで数学者・天王寺博士の一族が三ツ星館という館に集まる。そこで起きる消えるオリオン像の謎や2つの死体の謎を犀川・萌絵のコンビが紐解いていく話だ。

興味深い表現

「スペアを取った」

犀川の会話のスタイルについての萌絵の説明で使われる表現だ。会話のゴールを定めて、遠回りをしながらオチをつけるような話し方のことなのかなと思った。頭が良い人の話し方だと思っていて、私としてはすごく憧れる。一度ゴールまでの道のりを想像した上でそのルートを逸れて会話するなんてことは私には難しい。

森博嗣作品の好きなところ

森博嗣氏の作品はよく「無駄のない文章」と評されるのを見かける。実際読んでみてそうかもしれないと思う。情緒的な表現が沢山出てくることはなく、場面の登場人物やその仕草、背景を淡々と描かれているからだ。

また、謎を解くヒントに関してもきちんと過不足無く提示されている。私は解きながら読むといったことには慣れていないので読み進めるだけだ。そのため、後で振り返って読んでみると確かに謎に関する描写はきちんと描かれていて少し悔しい気持ちになる。

終わりに

3作品読んで、ヒントがきちんと提示されていてゴールに結びついていくというミステリの基本を知ったので、次回作以降は謎をときながら進めたらと思う。

カテゴリ:エンターテイメント,読書

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