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【感想】プラトン「プロタゴラス」
投稿者: ylafaro0310
2020.06.15

読書

友人との会話で「プラトンを読んでみては?」と勧められたので、数冊買って読んだものの1冊目がこのプロタゴラスだ。

印象に残ったのは冒頭のソクラテスとヒッポクラテスとのやりとりだ。
知者であるプロタゴラスに教わりたいと言うヒッポクラテスに、「知者とは何者か」と問う。
よく知らない何かに自分の魂を預けることを良しとしない厳格さは見習うべきだと切に感じた。

「よく分からないけどすごい人だから教わりたい!」と思うことは今でもある。
その人が何者か、教わることは何で、自分に取ってどんなものなのか、しっかり考えて知識を得たいと思う。
相手が人であろうと本であろうと、その姿勢は大事にしたい。

知識を持っていると恐れることは無い、といった内容が出てくる。
何故人は生涯学び続けるのかの理由のひとつかもしれないと感じた。
知識があれば漠然とした不安を抱えずに冷静に対処できるからだ。
自分の場合は、D・カーネギーの「道は開ける」で不安の扱いを知り、心の平穏を得られたことが具体例だと思う。

本としての感想は、徳は教えられると主張した方が次第に徳は教えられないという結論に向かったり、他方はその逆だったり、二者の対話がらせん構造のようで綺麗だと思った。

おそらくこういう本は何度か読んで得られるものがあると思うので、何度も触れて自分の中に落とし込んでいきたい。

カテゴリ:エンターテイメント,読書

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